いくじのまにまに

ふと思ったことをつらつらと書きます。育児のことも書くかもしれません

まことお兄さんっていうけど年下

おかあさんといっしょの体操のお兄さん、お姉さんが交代しましたね。

姪っ子の時から観ていたので感慨もひとしお…

 

ぱわわぷ体操のが馴染みがありつつ、しかし先々週から駆け込みブンバボンをしまして、あらまブンバボンもいいな〜〜〜みたいなライトな層です。というか何?ブンバボンって。ライオンキング?破裂音しかないじゃん…

おかあさんといっしょとか子ども向けの歌を作る人たちってすごいよね、発想が

 

それにしても、前任が14年務めてたお兄さんは、さぞプレッシャーもすごいだろうと思うのですが、最初の緊張感がま〜〜〜〜〜エグくて可愛い!!!!!声に感情がほぼない!!

「体操始めるよー!」なんだ!?「からだ☆ダンダンだー!!」とかじゃないんだ??

 

あっ、ミライクルクルで早速髪あげてきた!!!可愛い!!!!ソイソイ!!

※因みに、曲名なんだっけとおもって「クルクルミラクル」で検索したら篠原ともえさんが出てきて笑った

 

最後の歌、ベルがなるのチョロミー襲撃とアワアワ顔出し、初日感が凄くてとてもいいよ…録画したよ…

 

 

とはいえ、私は他の人はどう感じてるのかという事に敏感なので、すぐツイッターで検索かけたところ、色んな意見がありました。

 

そっと閉じました。

みんな、落ち着いてほしい。

よしお兄さんを恋しがる人、まことお兄さんの腕筋に萌える人、みんな違ってみんないい。

 

私は、誠お兄さんにめちゃくちゃガチ恋してしまいそうな予感しかないです。

どストレートに顔と身体がタイプ!!!

卒業の時のことを考えると今から泣けてくる…

 

まことお兄さんじゃない、誠おにぃ…

年下だけど…

本当は邪な気持ちで教育テレビ、観たくないんや。

 

慣れてきたらどんな風になるのか気になる反面、無理に変顔路線行かなくていいからね、と案じておりますが、誰にもハマりたくないので、冷静に見守るつもりです。

 

ちなみに、おかあさんといっしょが、対象2歳〜とかあるんですけど、そんなの無視してこれから観ていきたいと思っています。

子ども(0歳児)が観たいと言ってるので…!!

 

 

ファミリーコンサートも大激戦らしいけど、応募してみよーっと

誰にもハマりたくない

大熱中していたドラマ、「初めて恋をした日に読む話」が最終回を迎えた。

 

3,4話から盛り上がって、ドラマ界のガルパンか!?と毎週ワクワクしていたけど、終盤になるにつれて(=オリジナルストーリーになるにつれて)何でそうなった?のドミノ倒しで、だんだん正気になり、最後の順子先生のピンクづくめの格好を見た時には、ちゃんと現実に引き戻され…

 

 

あ、そういうこと?

うまくできてる〜

 

とにかく、役者さんたちがすごかった。

普段ドラマを続けて観られないので、あの作品と比べてどうこう、とか言えないけど、3人の男性をそれぞれ演じられた役者さんは素晴らしかった。

 

由利匡平君役の横浜流星君は、無敵だった。漫画から飛び出てきたみたいな見た目、挙動。観てて恥ずかしくない。これは才能。

例えるなら、さしずめももクロの赤、かなこちゃん。ゆりゆりのキャラも相まって、嫌いな人いないよね〜!!って感じで、誰もが応援したくなる。決めるところ決めてくれる。やはり君だよね感がすごい。

しかし私的には、他に応援する人がいるから大丈夫だよね…と思ってしまいがちで、一推しにはならないタイプ…

 

が、無論好き。(行ったり来たり)

なに??あの見つめ方。4話のご褒美くださいとか9話の告白の時とかジィッと、なんだかトロンとした眼差し…超……ヤバくない?

語彙が消滅してしまう〜!!!!!

あんな目でお願いされたら、ウシジマ社長にお金借りに行くところだったよ。ジャンプさせられちゃう。

 

 

 

 

そして、結婚したい男No. 1こと雅志。

 

いとこじゃなければな〜!!!!!!!

この(漫画の)設定、絶妙なんですよ。これが肝と言って過言では無い。

(選べる立場じゃ無いのはさておき)3人ともそれぞれ決め手に欠けるという…

ゆりゆりは、高校生且つ16歳年下。

雅志はいとこ。

山下先生は元ヤンバツイチ。

 

ただ、みんな顔も心もイケメンなので、ほぼ帳消し。愛があればいいよねっ

 

まぁ、いとこってだけで、結構なハンデを背負うよね最初から。ギリ結婚できる親戚。ちょ〜〜〜ギリ。

現実的には……アウトかな。私のいとこはね!?

自分がめちゃくちゃ好きなら別だけど、好かれても、え、いとこだし…無理っしょ。という不憫な立ち位置こと、いとこ。

 

演ずる永山絢斗さんの安定感たるや。

コメディ感を助長しつつ、やり過ぎない演技で、雅志がいなければこのドラマは成立しなかったんじゃないかってくらい、出てくるだけで、いや、いるだけで安心。エンドロールの八雲雅志・永山絢斗を見るだけで、心底安心。まるで富山の置き薬。

話に厚みを加えてくれる存在だったと思います。嫌味じゃなく、皆が「雅志、幸せになってね…」と心から願う、そんな男雅志。

 

 

 

 

そしてお待ちかね、私の推し(※皆の推し)山下先生。

 

分かるよ、まぁまぁこれまでの人生漫画読んでるからさ…

山下先生は選ばれないって…

 

それでも肉食系でグイグイわかりやすいアプローチ、且つ献身的に、奉仕・滅私の心で尽くしてくれる男山下、最高。疲れたアラサーの心に染み渡る…毎週火曜に湧き出る源泉、効能癒し、山下一真

 

多分報われない山下先生を救えるのは私なのでは?(嫁ダメゼッタイ!)と思わせる力が中村倫也さん演じる山下先生にあってさ。す、すきぃ…

でも山下先生は、順子ちゃんが好き…私は順子ちゃんを好きな山下先生が好き……

 

そもそも中村倫也さんの露出が増えた昨年半ば頃、坂口さんや綾野さんらに代表される塩顔好きになってきた私であれど、(ドラマとか観ないし)今回は大丈夫と回避していたのに、とんでもなかったぜ。

無事、笑いジワに挟まって生き地獄からこんにちは!!って感じです。

インタビューとか読むほどに、人誑し〜!!!やめて!!!嫉妬する!!!!って思いながら、いや、今後交わることの無い人生だから…と思い出し、正気に戻っています。

 

気を違えちゃうほど、山下先生も中村さんも良かったから、だからこそ、9話10話の浪費には辟易としました。

頼り過ぎ!!!!!全部タイミング良く山下先生!!!そんなわけないじゃん!!!!!!

観たいよ、そりゃ度々山下先生観たいけど、すれ違いとか10秒違っただけで一生会わない事とかあるじゃん…!!

そ、そういうの描く作品じゃないのかよ…

お好み焼き屋さんの入り口に立たせちゃダメなの…

政治の狡猾な世界で嫌になって、元嫁とやり直そうと骨折ってる時、一息つこうと缶コーヒーで思い出した初恋の人がさ…いるわけじゃん…そこでBGMに『どうにも君のいない場所は、空気が薄くてさ』ってかかるやつじゃん!!(その後ゆりゆりと順子先生のツーショットシーンに切り替わるとかね!?)

 

 

中盤がとーーーっても良かったからこそ、終わりまで走りきって欲しかった…

その後既に描き過ぎ…

 

それでも、熱をもって見続けることが出来たのは、キャストの皆さんの力、中でも横浜君の回ごとに増す演技力だったのかな〜なんて思います。あと、安達祐実さんめっっっかわ。

 

なんだかんだ言ったけど、前後編のスペシャル熱望しています。

人を呪わば穴ふたつと言うけど

あんなにお兄さんのお漏らしのこと書いたからか、翌日私がちょい漏らししてしまった。

 

耐えた!と思ったのに、耐えられてなかった。

完全に油断してた。

 

あーーーー出そう出そう出そう、あっ、平気?ちょっとガス抜きかな?しちゃおっか。んっ…出た?抜けた?わからんけど具は出てないよね。ま、いっか。と安心しきっていた。

 

お兄さんもそうだったのだろうか。

 

 

あの日私が見た同じようなシミが自分のパンツに出来てて、人を呪わばなんとやらを実感した。

こちらは穴が1つでよかった。

 

 

 

パンツは即捨てました。

 

退治出来なかった茶色いやつに2万円払った話

11畳のちょっと歪な五角形のリビングが特徴的なこの部屋に引っ越して1年4ヶ月になる。

 

じめじめとした6月のある平日、仕事から帰宅して、徐に明かりを付けると、部屋の真ん中を横切るゴキブリが見えた。

 

時刻は午後8時過ぎ。

展開がしんどすぎ。

新人シナリオライターが書いたのかと思った。

 

夕食の食材とカバンを速攻床に降ろして、ゴキブリを追った。あれ、予想外になんだか鈍い。これはいけるぞ。

 

 

 

いや、まぁ、正確にいえばスピードはいけるんだけど、なんせうちにはゴキブリ退治グッズが無い。備えもないけど、憂いた事もなかった。これが初憂い。

 

 

確か界面活性剤が効く、という正しいかどうか分からない情報を思い出し、台所にあったジョイを手に持って追いかけた。

 

鈍いゴキブリ目掛けてボトルを強く握った。

 

 

 

ボトボトボトッ

 

 

ボトボトッ

 

 

 

 

だよね。

まるで意味がない。

 

 

ゴキブリの痕跡を辿るようにジョイ。

後片付け嫌だなーって気持ちが一瞬ゴキブリへの嫌悪感を上回ってしまった。

 

ジョイはそのまま、鈍いゴキブリはそのままタンスの後ろに入っていった。

 

 

嫌な展開だ。

寝てる間に口に入ることの次に嫌すぎる。

プラスチックのタンスだし、隙間がありすぎる。

明日洋服の間から出てきたら発狂してしまう。

高校時代、几帳面な友達の鞄からゴキブリが出てきたシーンがふと頭を過る。

 

 

発狂してしまう、と言ったけど、もう既にやや発狂していた。

なんせ妊娠中でホルモンバランスがぐちゃぐちゃだから。

 

 

 

 

 

「いやだぁぁぁぁぁほんどにぃぃぃぃぃ」

「なんでよぉぉぉぉぉぉ」

「ばかぁぁぁぁばがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

 

と、涙を流しながらタンスをゴンゴン蹴っていた。リアルタンスにゴン

 

それでもうんともすんとも気配がなく、泣きながら30分弱格闘した疲れからソファに座った。

けど、すぐに床に置いたままの食材を思い出してしまい、冷蔵庫にしまった。

うちのソファは床スレスレなので、余計疲れる。誰が悪い…

 

とりあえず座って、スマホで速攻検索した。「ゴキブリ駆除 24時間」

 

 

 

 

もう頭の中は、お金を払ってでも退治して安眠させて欲しさでいっぱいだった。口の中をゴキブリの通過点にしたくない。

何なら残業の夫はまだ帰って来ないので誰かにいて欲しいのが本音だ。

 

口コミを見ながら、2番目くらいに出てきた業者に意を決して、電話を掛けると「あと1時間位かかりますけど」と言われた。

10時前後か…。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お願いします。」

 

 

 

優柔不断の私が即座に返事をした。

 

業者の方が来てくれる事が決まって、安心した私はなぜかシャワーを浴びた。この間にもゴキブリは我が物顔で部屋を闊歩してるかもしれない。でも家賃を払ってるのは夫だからな〜と、ちゃんと断った〜?と強気が少し顔を出した。

 

髪も乾かして、ご飯も食べた。

いつもよりちゃんとした生活だ。ゴキブリのお陰でハリが出る。

 

夫にラインもした。

「やだなぁ」と言われた。

 

 

私もです。

滅法優しいので、避難するかい?と聞いてくれたけど、もう業者を手配してしまった手前そうもいかない。コンバット買って帰るねとのこと。一刻も早く帰って来て欲しいと思いながら、名残ジョイを拭き取る。

 

 

 

 

 

10時過ぎに携帯が鳴った。

知らない番号、業者だ。

本当に来てくれるんだ…ありがとう…。本当ブラックだね…。

 

 

間も無くしてインターホンが鳴り、ドアを開けるとちょっと汗ばんだ30歳くらいのお兄さんが荷物を抱えて登場した。

薬指には光るものが。こんな時間に…家庭があるのに申し訳なかった。

 

 

これまでの経緯を簡単に説明しつつ、お兄さんはプシュープシューとスプレーを噴射する。

隙を見てマスクを装着した。やってもらって申し訳ないけど、先に言って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

「んーーーーー?」

「いないな…」

「あれれ、どうしてだぁ…?」

「んーーーんーーーーー?」

 

 

 

 

全部私の心の声かと思ったけど、お兄さんの口から出てた。やっぱりそう思う?

10分くらい怪しそうな色々な場所を見たけど、気配がない。

 

 

汗を拭いながらお兄さんが改まった。

 

 

「これ以上やるのは、調査になるので、2万円にかかります。ただ、このまま出てこないって可能性もあります。どうしますか?」

 

 

「捕まえられなくても2万円ですか…?」

 

「そーですね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いいです。お願いします。」

 

 

来てもらってこんな中途半端な結果じゃ顔向けできないと、出てくることに一縷の望みを託した。

 

 

 

 

 

私の貯金から2万が無くなった。

うっすらやらなくても…と過ぎった。でもこんな時間に来てもらって、話し相手にもなってくれて…正当化しようと一生懸命に色々考えた。

 

 

 

お兄さんは調査に入った。

もうプロに任せよう。私はソファでじっとしていた。

 

 

より強力なスプレーみたいなのを噴射している。お兄さんをジッと見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

あれ…

 

 

お尻が茶色くない…?

お尻っていうか、出口のあたりが茶色い…?

 

 

 

 

 

俄然ワクワクしてきた。

ゴキブリよりめっちゃ興味をそそられる。

いつからかな?今かな?今?今だったら申し訳ないな…。トイレ使うかな?ちょっと掃除してなくて申し訳ないけど。こっちからは聞きにくいな。あっ、そんなしゃがんだりしないで!何らかの拍子に!危ないよ!

 

あれ、でもちょっと乾いて…る?ってことは昼間?昼間からそのまま?気付いてないのかな、いやいやそんな訳ないよ。あの形は自覚のある漏れなはず。ってことは、お腹の具合悪いのかな。汗で冷えてないかな?あれ、汗は脂汗?いずれにしても申し訳ないな、こんな時間に…。

 

 

 

 

 

 

と、逡巡していると、声をかけられる。

 

 

 

 

「いやぁ、すみません。

 

いなさそうです。

多分逃げちゃったかなー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、はい、わかりました。

すみません、ありがとうございました。」

 

 

 

小さい頃から物分かりは良い方だった。

というか、最早どっちでも良かった。早く帰ってトイレに行くか、洗濯して欲しい。

 

 

 

 

 

「一応、おまけに多めに毒餌撒いておきますね」

と言って、部屋の隅や換気扇の近く、冷蔵庫の下あたりに黒いネットリとした餌を盛ってくれた。盛って、と言っても米粒くらいだけど。原価もわからないそれを…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい。

では、21,600円になります。」

 

 

 

 

 

お互い正座して向き合った。

退治出来なかったのに2万円…。しかも消費税ちゃんととるんだ…。

もう正気なので少し悔しかった。

 

でも、10時過ぎに出向いてくれて、これだけ調べても出てこないから、安心して大丈夫だと言ってくれたし、何よりお腹悪いのに来てくれたことに敬意を表して、支払いを済ませた。

ただ、2018年で1番手離れの悪いお金だった。

 

 

 

 

 

 

 

「もし、またゴキブリが出てきたら直接さっきの携帯にかけてください!

あと、段ボールは捨てた方がいいですね!」

 

 

 

 

 

と明るく言ってお兄さんは帰っていった。

やっぱりお尻は茶色かった。

 

 

 

 

 

 

 

お兄さんが帰った30分後に帰宅した夫はゴキブリホイホイを10パック買ってきてくれた。お徳用じゃん。

 

 

 

すぐに設置してもらって、それから1ヶ月経つけど、幸か不幸か、ゴキブリはまだホイホイされていない。